ブラックオーシャンとは

2016年12月4日

ブラックオーシャンとは?

ブラックオーシャンとは、ビジネスにおいて市場への参入障壁、その市場で利益を得られる確率を示す言葉。
すでに成熟し、残存者利益しか残らないレッドオーシャンと、市場が成熟しておらず、競合も少ないブルーオーシャンから連想された造語。

解説

ブラックオーシャンとは、レッドオーシャン、ブルーオーシャンから連想され作られた造語であり、ビジネスシーンにおいてはまだ浸透していない考え方、人によって定義の仕方が異なる。
定義1
ブラックオーシャンはその名前からイメージされる通り、深海のまだ誰もたどり着いていない市場。完全に先駆者が独占できる市場のことを指す、という定義付け。
ニッチな市場でまだどの企業も参入していないので、大きな利益を得られるとされる。このような市場は見つけるよりも作ることが必要だとされている。
この定義ではブラックオーシャンは全く競合がいないためブルーオーシャンよりも大きな利益が得られるとされているが、一度その市場が開拓されればその市場はクローズドな環境でははいられず、必ず競合が現れる。
なので企業はブラックオーシャンを作りだす技術、戦略と並行して、競合企業の参入障壁を上げるた技術、戦略も必要となる。
定義2
あまりにも強力な競合が存在するために参入が難しいとされる市場。
この定義では定義1とは逆に、強大な競合がいるために誰も参入しようとしない、参入の余地がない市場とされる。
この定義を唱える人は、定義1の日市場をホワイトオーシャンと呼ぶ。

用語集

ブラックオーシャン
ホワイトオーシャン
ブルーオーシャン
レッドオーシャン