デファクトスタンダードとは
デファクトスタンダードとは?
デファクトスタンダードとは、事実上の標準規格、という意味。市場シェアの大部分を占めることによってそれが事実上、世間一般の標準だろみなされるようになった規格や商品のことを指す。
解説
デファクトとはラテン語で「事実上の」という意味で、公的な機関によって定められたわけではないが、市場シェアの大きさから標準だと認識されるようになったものをデファクトスタンダードと呼ぶ。
ある商品がその市場のデファクトスタンダードとなると、標準であるためにそれを購入する消費者が増え、さらに標準としての認識が増すという好循環が生まれ大きな利益を生み出すことができる。
また商品がデファクトスタンダードとして認められると、その商品の付属品や接続品などが互換性をデファクトスタンダードの規格に合わせるので、他企業が作る異なる規格を有した同性品にとっては不便になる。このことでさらにシェアを拡大することができる。
デファクトスタンダードのいい例としては、マイクロソフトOffice、インテルのプロセッサなどがあげられる。
用語集
デファクトスタンダード