フレームワークとは

2017年3月30日

フレームワークとは

フレームワークとは、情報を整理したり、解決策を導き出すために用いられる、共通の思考法、枠組み。

解説

フレームワークはある問題に対して複数の関係者が共同で取り組み、アイディアを出したり、問題に対する解決策を探すための思考のルールである。思考のルールを設けることで、正確に答えを導き出すことができるとともに、他人とも簡単に共有、説明、理解できるため非常に便利。

またフレームワークを使うことは情報収集から意思決定までの時間を早めることにもつながる。思考のルールを定めることでフレームワークなしで状況判断や意思決定を行う際よりもクリアに情報の関係性を捉えることができ、考えすぎる時間が減る。

代表的なビジネスのフレームワークにはMECE、SWOT分析、3C分析、4P分析、STPなどがある。それぞれ、取り扱う課題が異なったり、同じ課題に対しての答えの導き出し方が違う。

フレームワークのメリットは汎用性にあるが、ある切り口からの考え方、捉え方にすぎないので、フレームワークを活用した分析だけで満足してしまい、思考停止になることがデメリットとしてあげられる。また、その分背自体が目的化し、意味のない分析に時間を費やしてしまうことはある。多くのフレームワーク分析は必要な情報の収集から始まり、整理、分類、アイディア出し、かなり時間的コストがかかることが多いので注意を要する。