Lの時代に注目される ローカルカンパニー とは?
ローカルイノベーション実践会 主宰 藁谷政輝です。
いま グロバリぜーション から ローカリゼーション (Lの時代)に世界がシフトしているのではないか、と経営共創基盤の冨山さんの
「Gの時代」が終わり、「Lの時代」がやってきた
という見解が話題になっています。
グローバリゼーション から ローカリゼーション にシフトしているとなると、どんなビジネスが注目されるのか、 ローカルカンパニー にフォーカスして少し考えてみたいと思います。
ローカルカンパニー とは スモールビジネス が最も得意とする分野
「そもそも グローバルカンパニー 、 ローカルカンパニー とはなんぞや」という方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明したいと思います。
グローバルカンパニー とは、GoogleやApple,Amazon,Softbank,UNIQLOなど世界中に拠点を構えてビジネスを行うような会社です。
ローカルカンパニー とは、地産地消のような地域に特化してビジネスを行ったり、地域の強みを元に国内外に発信してビジネスを行う会社です。ほとんどの場合、現地に拠点を持ちません。日本の町工場、ものづくり産業は世界で通用するという話もありますが、これも ローカルカンパニー の一つです。
いままでは ローカルカンパニー のような会社の場合、優秀な人材が グローバルカンパニー のように集まりにくかったですが、いまは地方活性化や地方回帰の動きもあり、地元で就職するといった方や、地元に戻って起業するという方も増えています。
そして、 ローカルカンパニー の強みのとして上げられるのが、”ニーズの反映のしやすさ”、”スピード感”この二つです。
地元でビジネスをがデキるようにビジネスモデルを構築するため、その地元にあったニーズを反映することが重要となります。そのため地元でどうすれば売れるようになるのかをヒアリングしたり、地方のものを全国展開するのであれば、その地方の強みを全面にだせばいいので、商品のコアコンセプトが創りやすいのが特徴です。
そして、 ローカルカンパニー は規模が決して大きくないので、PDCAスピードを早めることがデキるのが大きな強みでもあります。
ローカルカンパニー X クラウドファンディング
すでに ローカルカンパニー はさまざまなところで注目されていています。たとえば、クラウドファンディングです。
クラウドファンディングは地域活性化などと相性がいいこともあり、 ローカルカンパニー や ローカルビジネス で取り入れられ、既に多くのプロジェクトが成功しています。
今後もクラウドファンディング業界は成長が見込まれており、クラウドファンディングが成長し続ければ、 ローカルカンパニー が改めて注目されることもあるのではないでしょうか。
最後に
今後も起業の一つの選択肢として ローカルカンパニー や ローカルビジネス が注目されることは間違いありません。
世界が グローバリゼーション から ローカリゼーション にシフト指定いるなかで、 ローカルビジネス をはじめるのも一つの手かもしれません。ぜひ皆さんの起業アイデアの一つとしてけんとうしてみてはいかがでしょうか?