幸せにお金を稼ぐために最も大切な3つのこと

2017年8月11日

ローカルイノベーション実践会 主宰 の藁谷政輝です。

「お金が稼げても、幸せじゃなきゃ意味がない。」

そんな風に想ってこの記事を
読み始めているのではないでしょうか?

お金を稼ぐという行為が
何か悪いことのように思われていた風潮も、
時代と共に随分と変わってきました。

しかし、「ラクして稼ぐ」「ワンクリック1日5分で・・・」、
などの情報が溢れ返り、大した目的もなく
稼ぐことだけに躍起になり、結果的に廃人のように
成っている人も多く存在します。

それでは、本末転倒ですよね?

幸せに成るためにお金を稼ぐのであって、
お金を稼ぐことで幸せから遠のいてしまっては
意味がありません。

幸せにお金を稼ぐために最も大切なことを3つ、
本記事にまとめてみました。

1.お金とは何か?を知ること

世の中には
「お金に使われる人」と「お金を使う人」
の2種類がいます。

もちろん、あなたは
「お金を使う人」に成りたいですよね?

お金は元々、人間が創り出したものです。

人間が創り出した道具に、
現代人は振り回されてしまっています。

道具は本来使いこなすモノです。

そのためにも、お金とは何か?
を知る必要があります。

1-1. お金はどうやって生まれた?

そもそも、お金はどうやって誕生したのかというと
物々交換だったのです。

漁師と農家がいたとします。

漁師は獲った魚を農家に売りお米を得ます。
農家はお米を売って魚を得て物々交換が成立していました。

それだと両者が欲しい時にしか成立しないことにより、
魚や米が余ってしまうケースが多発したのです。

そこで誕生したのがお金なのです。

お金という共通認識として価値があるツールをつくることで、
欲しい時に欲しいモノを交換できるようになったのです。

当時は貝などを使っていたため、
お金を表す言葉に貝の字がつく漢字が多いんです。

1-2. お金は血液のようなモノ

お金の流れは、血液の流れのようなモノと
捉えておくと良いです。

社会全体を、体全体と考えてみてください。

健康な体のためには、
血行をよくすることが大切ですよね?

それと同じように、
社会全体の血行をよくするためには、
お金の流れをよくすることが大事なのです。

お金を貯めすぎてしまうと、
血液が体全体に流れていないということなので、
手足の動きが鈍く成ります。

使えるお金が減るので、
実際に活動自体が減ることに繋がります。

それが行き過ぎると、
あなたの生き方が死んでしまいます。

お金というモノは、
使うことで、人生が活性化されていくのです。
また、お金を流さないと、
社会にお金が流れなくなります。

社会全体も機能不全になっていくのです。

2.お金を稼ぐ目的を明確にすること

お金とは何か?が理解できたと思いますが、
お金を稼ぐ目的がないと、幸せなお金持ちには成れません。

「月100万円稼ぎたい!」と言っている方が
私のところにもよく相談に来られますが、
稼ぐ目的が明確でなかったりするのです。

「あったらいいな」と思っているのは伝わりますが、
なぜお金が必要なのか?がないまま稼いだとしても、
稼いでみて、「自分は一体何を望んでいたんだろう・・・」
と空虚感に襲われる方が多く存在するのです。

稼いで何をしたいのか?どんな人生にしたいのか?
と言う目的なしに、手段であるお金を手にしても、
そのお金を幸せのために活かすことができなかったりするのです。

2-1. お金の使い道を決める

目的を決めたら、
次に具体的なお金の使い道まで決めることです。

お金の使い道が決まっていないで
お金を手にすると実は不幸になります。

その典型が、宝くじで当たった人です。

使い道が明確でないのに、急に大金が手に入ると、
その時に買いたいと思いついたものを躊躇なく買うことで
入ってきたお金はどんどん減っていきます。

しかし、生活水準は上がってしまいます。

気付くとあんなにあった資金は
どこへ消えたんだ?と想うように
お金がなくなってしまうのです。

使い道を先に決めることです。

具体的な使い道があり、
その金額がどうしても必要なら、
そのお金は創り出せるものです。

「どうしても留学に行きたい!」
と想ってお金を準備した人や、
「どうしても欲しい車がある!」
と言って実際に買った方が
あなたの周りにもいるのではないでしょうか。

どうしても必要なお金 = それだけの使い道
が決まれば、人は創り出すことができるのです。

2-2. リアリティを持つこと

使い道を決めたら、リアリティを大事にすることです。

想いを強くする、と言い換えることもデキます。

例えば欲しい車があるなら、
その車に試乗することです。

車屋さんに行って乗ってみること、
できますよね?

体験・体感することで、
「あぁ~!やっぱりいい!ゼッタイ欲しい!」
とスイッチが入るのです。

頭の中だけで「欲しい」と想っているよりも、
こういったカタチでリアリティを出すほうが
よっぽど強力に潜在意識に刻み込まれます。

リアリティが増せば増すほど、
どうすればそのお金が創り出せるか?
とアイデアも浮かぶものなのです。

3.自分の価値観に沿って生きること

実際に稼ぐと言っても、
やりたくないことや気が乗らないことで稼ごうとすると、
途中で苦しくなってしまいます。

自分の価値観をしっかり把握し、
その価値観に沿って生きるほうが、
幸せに稼ぐことができるのです。

まずは自身の価値観を把握するために、
頭の中で考えるのみならず、
紙に書き出してみることが大事です。

3-1. あなたにとっての自由を手にする

自由とは言っても
人によって定義は違います。

ただ、人は誰しも自由を求めています。

だからこそ、あたなにとっての自由を
定義することをオススメします。
時間の自由を強く求める人もいます。
場所の自由の方を大事にする人もいます。
お客さんをしっかり選べる立ち位置が大事という人もいます。
決定権が常に自分でないと苦しいという人もいます。
自由度が高いことで、
より高いパフォーマンスは発揮できるのです。

3-2. 強みが優先だが、”好き”のエッセンスを入れる

最近、好きなことをビジネスにしよう!
という謳い文句のコンサルタントが巷に増えていますが、
好きなことをビジネスにして、上手くいかない人を多々見ます。

好きなことよりも強みを活かすこと。

価値を提供して人の役に立つことで
お金をいただくわけですから、
”価値”に変わるモノでないといけませんよね。

好きなだけでは趣味で終わります。

ただ、強みを活かすんですが、
その中に好き(熱中できる・没頭できる)エッセンスが
入っていることで、早くカタチに成っていくのです。

熱中している人は周りからみても、
「あの人は結果出るな」とわかってしまうくらい、
エネルギーを発しますからね。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

「幸せにお金を稼ぐ」ためのヒントが
得られたのではないでしょうか?

まず、お金とは何か?をしっかり理解すること。

それを理解した上で、
お金を稼ぐ目的を明確にして、
自分の価値観に沿って生きること。

この3つのポイントを大事にすることで、
あなたも幸せにお金を稼ぐことが出来るはずです。

ぜひ実践してみてください。