今すぐ使える、年間9桁をコミットするコピーライターのリサーチ術

2017年8月7日

江良 公宏

こんにちは、 ローカルイノベーション 実践会 副主宰の 江良公宏 です。

コピーライティングが得意という職業柄、多くの広告作成を行っていますが、商品は非常にいいのだけれどもターゲットのリサーチが少し甘かったり、ターゲットの幅が広すぎるという場面をしばしば見かけます。

商品・サービスが売れるか売れないかはリサーチにかかっていると言っても過言ではありません。

それだけリサーチはコピーライターの要といっても良いぐらい重要なシゴト。

そこで今日は、『 事業主 の方が今すぐ使える、コピーライターがこっそりやっているリサーチ術』をご紹介します。

1.ターゲット(見込み客)はどんなことに興味があるのか?を見極める

コピーライター のシゴトの一つは、ターゲットを理解すること。そこで活躍するのがリサーチ術です。

正直なところ、ターゲットの悩みを理解していないと、良いコピーは書けません。

表面上だけコピーライティングノウハウを使って取り繕えても、微妙な反応で終わってしまいます。

そこで使うのが次のようなツールです。

2.リサーチで使えるツール(の一部)

2-1.グッドキーワード

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http://goodkeyword.net/

調べたいキーワードを入力すると、関連キーワードを表示してくれるサイト。

ここでわかることは、どういう悩みを検索しているのかがわかること。ただ、注意点はターゲットの悩みを探すということです。

この例で言うと、「英語」という複合ワードで探している人は集客を英訳したいだけの可能性もあるという感じですね。

アドワーズ広告やっている人は「キーワードアドバイスツール」の方が検索ボリュームも出るのでオススメです。

2-2.Amazon

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https://www.amazon.co.jp/

言わずと知れたAmazon。ここでは何を見るかというと、『レビュー』。

評価の高いレビューを見ていくと、かなりヒントが落ちています。

たとえば、

・○○で悩んでいたけど、これで解決されました
・こんな人にオススメの本です
・○○が非常に参考になりました

など、ターゲットの人達がどのような悩みを抱え、どのように解決されたかが割と明確にわかります。

モノによっては価格ドットコムや@コスメのレビューなども使えますね。

ただ、中には明らかにやらせの書き込みだなというのもあるのでそこは注意が必要です。

2-3.普通にGoogle/Yahoo検索

もちろん普通に検索もします。

アフィリエイターがついているような商品(健康食品とか化粧品とか美容モニターなど)は上位のアフィリエイトサイトがかなり気合いを入れて情報を書いています。

そこに書いてある内容はとても参考になることがあります。

あ、パクリはいかんですよ。

2-4.ライバル会社のサイト/ランディングページ

ここも定番ではありますが、ライバル調査です。

ライバルを調査していると意外と、「このポイント書き忘れていた!」といったポイントが見つかります。

ただし、文章などをそのまま使うのは辞めましょう。

2-5.書籍・雑誌

これもかなり有効なリサーチ法です。私は雑誌・書籍を多用しています。

インターネットでは間違った情報が書いてあることも少なくなく、信憑性に欠ける場合があります。

その点、雑誌や書籍であればある程度データの出所がしっかりしていることが多く、安心して見ることができます。

3.まとめ

コピーライターが実践しているリサーチ術。

ふふふふふ、Googleを使い続けてかれこれ20年近く。私の検索能力も伊達ではないということです。笑

意外と「な~んだ」と思われたかもしれませんが、そこをトコトンやるのがプロのコピーライターのシゴトです。

時にはリサーチの時間を確保して、ぜひ試してみてください。きっと今まで気づいていなかった売上アップのための盲点が見つかりますよ!