ゴールデンサークルとは

2017年3月30日

ゴールデンサークルとは

サイモン・シネックが提唱した、人を動かすコミュニケーションの取り方に関する理論の事。

解説

ゴールデンサークルの理論では、人からの共感を得ようとする際、なぜそれを行うのか、どうやって行うのか、何をするのか、という順で話すと、共感が得られるとしている。

シネックは多くの人、企業はこれを逆に行っている、つまり、何をしているのか、どうやってしているのか、なぜしているのかという順でコミュニケーションしているという。

シネックはこの理論をアップル、ライト兄弟、マーティンルーサーキングなど多くの成功者の例をあげて説明した。

これらの成功者のコミュニケーションはすべて、なぜ、から始まっている。

 

シネックが提唱するこのゴールデンサークルに基づいてコミュニケーションがなされないのは多くの人間が、なぜ、という価値観や信念に基づいて行動していないからだ。多くの人は世間の目や、他人の意見に流されながら生きる。

ただ人間は根本ではゴールデンサークルの考え方にのとって行動したいと考えているため、このコミュニケーションの取り方で人の共感を得、購買意欲を掻き立てることができる。