アライアンスとは

2016年12月4日

アライアンスとは?

アライアンスとは、企業同士の提携や、提携を結んだグループのことを指す言葉。もともとは「同盟」という意味。

解説

アライアンスとは元の、同盟という意味からもわかるように企業同士がお互いの事業拡大、利益確保のために提携し協力的な関係を築くことである。

この時企業は自社が持っていない強みを持った企業と組むことで、お互いが良い相乗効果を得られる。

また、航空業界では、航空会社が協力し、マイレージのポイントの共有や、乗り換えをスムーズにするためにアライアンスが組まれている。

アライアンスは下請けとは異なり、お互いの企業が対等な立場にある。また2つの企業を1つに統合するM&Aとも区別される。

M&Aではなくアライアンスを組むメリットとしては、アライアンスは経営資源の統合、文化の統一などに時間がかからない上、巨額の資金も必要としない。またシナジーを生み出せなかった際も、簡単に解消できるので、リスクが少ない。

デメリットとしては、M&Aに比べて強制力がないので、相乗効果を生み出す前にアライアンスが解消されたり、相手企業と良好な関係を築けていない場合、経営判断のスピードが鈍る。

用語集

アライアンス

ストラテジックアライアンス