スノップ効果とは

2017年3月30日

スノップ効果とは

スノップ効果とは商品の希少性が高まるほど購買意欲が高まる現象のことを指す。

解説

スノップ効果は、バンドワゴン効果、ヴェブレン効果と共に、消費の外部からの影響に関する効果のうちの一つとされている。

他者による商品の消費が減ると需要が高かまる現象を指し、他者による消費が増えると、需要が高まるバンドワゴン効果と反対の効果を持つ現象。

これらの現象をうまく使い、マーケティングに生かすことができる。
例えば、日本限定モデル、アメリカ限定モデル、などは他では手に入らないからこそ欲しい、というスノップ効果を利用したマーケティング方法だ。

逆にバンドワゴン効果を活用する方法では、「売れ行きNO1」など最も売れていて、信頼できる商品であることをアピールすることが多い。

この二つを組み合わせたマーケティングを頻繁に行っているのが服屋だ。
服屋に行くと、「この商品は人気で、あと一着しかない」という売り文句がよく出てくる。これが、一見相反するスノップ効果と、バンドワゴン効果を組み合わせたマーケティングである。