サステナビリティ

2016年12月4日

サステナビリティとは?

サステナビリティとは、持続可能性を表す英単語。ビジネスではその事業が経済的、社会的、自然環境的に持続可能であるかどうかを表す言葉として使われる。コーポレートサステナビリティともいう。

解説

企業は事業を行う上で、その事業が長期的に見て、経済的、社会的、自然環境的に”サステナブル”=持続可能であるかどうか、判断した上で行わなくてはならない。

これは社会的責任を果たさなくてはならないため、という考え方と、長期的に見て、サステナブルな事業の方が利益を上げることにつながるからという二つの理由がある。

企業はその活動が社会に大きな影響を与える組織であることを理解し、その影響に責任を持つことが求められる。そのため企業はCSRの一環として社会貢献活動を通してサステナビリティを推進することもある。植林、途上国での学校の設立、貧困地区への食料の供給などは、社会貢献性の高い活動を通し、サステナブルな社会を作ることに貢献してはいるが、事業自体の破壊的影響を直接改善するものではない。

これに対して、事業の仕組み自体をサステナブルなモデルにしていくことは長期的な利益をもたらす、という考え方からサステナビリティに取り組む企業もある。このような企業は事業の活動がなるべく経済、社会、自然環境に良い影響を与えるような仕組みを構築する手段を模索する。

このような姿勢でサステイナビリティに取り組む企業は、エネルギー資源の減少やその他の環境の変化に伴い事業の形を柔軟に対応させる力がつくので、結果的に長期的に利益を上げることができる。

近年では靴や、食事など、商品を一人分買うごとにそれが発展途上国の子供にも供給される、というようなモデルも増えている。

用語集

サステイナブル

サステナビリティ

コーポレートサステナビリティ