時間がない 起業家 が 読書時間 を 短縮 するための8つの方法

2017年8月13日

ローカルイノベーション実践会 主宰 藁谷政輝です。

起業家 は自身を進化成長させるために、たくさんの本を読みます。

先日相談に来られた 吉祥寺 の サロネーゼ の方は、毎月5冊は 読書 をしていると言っていました。

起業家 が読む本は マーケティング、コピーライティング、アイデア発想法、マネジメント、成功者の伝記、などジャンルは多岐にわたるでしょう。

私たち人間の平均読了文字数は1分間に400~600文字と言われています。

もちろん、読書をする習慣がある人であれば1分間に上記の倍の800~1200文字以上読むことも可能です。

そうは言っても、1冊を読み終わるまでに2~3時間はかかってしまうのではないでしょうか?

この記事では、やることが多く 時間のない 起業家 のために、本を読む時間をどうやって短くするべきか?について8つにまとめてみました。

1.本は2割読めばOK

全部を読まないといけない、
という固定概念を持っている人がいます。

実は、本は2割読めばOKです。

ビジネスに活かすために本を読むなら、
全部一語一句読む必要はありません。

重要なところは2割しかないのです。

あとは、前置きが長かったり、
同じことを繰り返していたり、
同じことを違う言いまわしで言っていたり、
事例が書かれていたり、という感じなのです。

2.目的意識を持つ

では、どうやって2割の部分を絞るのか?
なのですが、それは目的意識を持って読むことです。

この本から何を得るつもりなのか?
また、何に活かすのか?を明確に決めてから、
読み始めることが大事です。

そこまでセットして読むことで、
必要な個所がバンバン目に飛び込んできます。

そうすると、今までの5分の1の時間で
大事なところだけしっかりインストールできるように成ります。

ただなんとなく読んでいたら
いくら時間があっても足りないですし、
結果的に何度も読み返す無駄な時間コストがかかり、
それでも頭に入っていないという意味不明なことになります。

3.キーワードを拾う

目的意識を持つことで、
スピードは各段に上がるということは
ご理解いただけたかと思います。

次に、大事な部分をどのように拾うべきか?
に関する具体的な方法をお話します。

大事な部分を拾いたいなら、
キーワードを拾っていくことです。

例えばマーケティングの本を読んでいたとしたら、
「〇〇法」などが出て来たら、それは何かの手法について
書いてある部分だなと気づきます。

その手法が今の目的を達成するために
活かせるのかどうか?を判断すれば良いのです。

「ナニソレ?」と思うキーワードには、
ヒントが隠されているケースが多いです。

4.インプットしながらアウトプットもする

本を読むときは、ずっと集中して読み続けますか?

集中するという意味では良いことなのですが、
インプットのみを行っていると、実は非効率的です。

インプットしながらアウトプットもするのです。

インプットと同時にアウトプットしていくと、
吸収率が更に高まります。

読みながら即気づきをFacebookで発信しても良いですし、
すぐに誰かに伝えてみても良いのです。

読んだだけで終わると、
いつか使おうと想っていても、
その時にはかなり忘れているはずです。

5.音読をやめる

文章を読むスピードが遅い方の特徴で
音読してしまってる、というものがあります。

すべての文字を読み、
それを頭の中で音読してしまっているのです。

まずは目で追い、次に頭のなかで読み上げ、
自分の耳で聞いているかのように理解する、
というプロセスを踏んでいます。

1つ1つの意味を噛み締めなくても、
目で追っていると頭が後追いで
勝手に理解してくれるものです。

慣れるまでは少し時間がかかりますが、
慣れてしまえば大したことはありません。

読みながら文章に書かれている内容が
イメージとして頭に浮かんでくるようになれば、
これまでよりも圧倒的に速いスピードで
文章が読めるようになります。

6.塊で読む

本を読む際、単語や熟語で読んでいませんか?

単語や熟語で読むと、
すごく時間がかかってしまいます。

単語や熟語ではなく、
塊で読むことをオススメします。

1文字1文字読むのをやめましょう。

塊で読むことを意識するのです。

初めは1文やその半分から始めても良いと思います。

慣れてくると、2行ごと、3行ごと、と塊を
大きくしていくことも可能です。

7.読み方を変える

先に「はじめに」、「目次」、を読む人はいますが、
「終わりに」まで目を通し、ある程度結論を
把握する人は多くはいないと思います。

「終わりに」まで先に目を通すことで、
どんなことが書かれているのか?
を事前に目星をつけることができるからです。

また、開いているページの文章に
ひととおりパーっと目を通します。

実際に読み始める前に、
ざっと目を通しておくのです。

こうすることで、その文章が
何について書かれたものかがわかり、
読むべきポイントを絞ってから読むことが出来るのです。

内容にあまり精通していない場合や、
難しい文章の概要をつかみたいときにはすごく効果的です。

8.読書に対するセルフイメージを上げる

そもそも、「読書が苦手」、「読むのは遅い」
という風に思っていませんか?

「読む」という行為に対する、
意識を変えることも大事なことです。

読むことを、苦手なこと、つまらないこと、
やらなければならないこと、とネガティブに捉えていると、
それだけで読むスピードは遅くなりますし、
頭に入る割合も減ってしまいます。

読書を ”楽しい機会”だと考えるようにしましょう。

主体的に読書に向き合うことで、
結果的に読むスピードも速く成るのです。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、あれもこれもとやることが多い
起業家の方に役立つ読書の方法を、
マインド面とテクニック面の
両方の角度からまとめてみました。

どれも実践をしていくことで、
体得できるモノなので、早速トライして
いただければと思っています。

効率的にインプット出来るように成り、
本を読む時間を短くし、浮いた時間を
更にビジネスを発展させるために
使っていってください。