カスタマー・バリュー とは
カスタマー・バリュー(顧客価値)とは
カスタマーバリューとは、顧客が特定の製品に対して適正だと判断する価格。企業が商品、サービスの価格を設定する際に考慮する要素の一つ。
解説
カスタマー・バリューは企業が価格設定を行う際に、商品の上限額として位置付けられる。これは顧客が適正だと判断する以上の価格で商品を販売することは困難だからだ。しかし、カスタマーバリューを企業側からのアプローチで向上させることもできる。顧客に対し、適切な商品価値の宣伝、モニター、試用などによる実体験、そこからの口コミ等、様々な方法によってアプローチしていくことで顧客に価値を理解してもらうことができる。
カスタマー・バリューは市場セグメントによって異なる。これは顧客の属性が変わるので、その顧客にとって、役に立つかどうかという点や、どれだけの収入があるかで支払える額が変わるからである。とはいえ、異なったセグメントに合わせて個別の価格を提示することが難しいため、そうした中で最も利益が出る価格を見極めなければならない。
また、カスタマーバリューは商品価格の上限額なので、さらに競合との兼ね合いも含め企業は価格設定を行わなくてはいけない。
用語集
カスタマー・バリュー
顧客価値
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