自己資本とは

2017年4月17日

自己資本とは

企業の総資本のうち、株主などから調達した資本金と、経営活動の結果得られた剰余金とを合計したものを指す。

解説

借入金など外部から調達した資本(他人資本)とは対をなす。他人資本は返済が必要であるものに対して、自己資本は返済不要の資本である。

自己資本とは、貸借対照表の純資産(資本)の部を指し、企業の元々の出資額である資本金や経営活動によって生まれた剰余金からなる。これらは、企業が調達したすべての資本のうち、自分で調達した部分という意味で自己資本とよばれる。

株主の出資金やもうけを積み上げた剰余金を中心に構成されているもので、資産が焦げ付いて損が出た場合、穴埋めに充てる「最後の備え」になる。