SEOとは

2016年12月13日

SEOとは?

SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略である。これはある特定の、主にGoogleの検索エンジンの中で、検索結果としてより上位に現れるよう、ウェブページの内容を設計することや、その技術のことを指す。

解説

検索エンジンの中で、あるキーワードで検索をかけた際に、上位に表示されるか買いに表示されるかで、当然だがページへの到達率は大きく異なる。さらに、検索エンジンからのウェブページへの誘導は他の広告媒体と比較してコストがかからないので、企業の中で非常に効果的な手段となっている。
SEOは1990年台半ばに広まった概念で、検索エンジンの登場により、多くのサイト所有者がアクセスの増加があったため検索結果の効果が重要視されるようになった。
企業や、ウェブサイトに人を呼び込みたいブロガーなどのサイト所有者は、検索エンジンが検索順位を判断するためにウェブを探索する、クローラの動作や評価方式に合わせてウェブサイトを更新するようになった。このような需要もあり、SEO会社なども立ち上げられ、検索エンジンのサイト評価のアルゴリズムなど研究されるようになった。
▶︎最適化の方法
Googleは検索順位決定のために200以上のアルゴリズムを利用していると明言しているが、これらは非公開とされている。しかし、SEOの専門家たちの間で議論され、独自に予想されたアルゴリズムのリストが存在し、これをもとに SEOの施策が行われる。
・目的キーワードの分析
目的キーワードとは、検索エンジンの利用者が必要とする情報を得るために検索ボックスに打ち込むであろう、語句のことである。検索エンジンの利用者は、何らかの情報を探す際に、その特定の情報を直接表すを検索するのではなく、より一般的な言葉を検索ボックスに打ち込む傾向にある。例えば、パソコンの購入を考えているウェブ利用者は、Mac book airと検索するよりも、ノートパソコンという語句で検索する。まずはこの目的キーワードが何であるのか、把握することで、その後の施策に反映させることができる。
・キーワードに基づいたページ構成
目的キーワードが定まったら、そのキーワードでの検索結果で上位に表示されるために、ページは検索キーワードに合致する言葉や、関連する言葉を含んでいなければならない。キーワードとウェブページの関連の度合いは検索エンジンのアルゴリズムによって決定される。
・リンクの作成
検索エンジンにおける上位表示の判断基準の一つに、他のページからのリンクの数がある。そのページが他の関連ページからリンクされている数が多ければ多いほど上位表示の対象になる。このためにサイト所有者は検索ユーザーにとって有益な情報を提供するページを作成することで、他ページからのリンクを得ることができる。クローラはハイパーリンクをたどり、サイトを巡回するので、自社ページへのリンクを作成しておくことが検索エンジン表示に必須となる。サイトマップを作成し、サイト上すべてのページをリンクしておくことで、サイト全体が検索結果の表示対象になる。
・HTMLによる最適化
サイトの構成を最適化することによって、クローラにとって、どのキーワードが重要なのかを明確にすることができる。

用語集

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